Changes between Version 2 and Version 3 of TracCgi
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- Oct 21, 2006, 4:00:08 AM (17 years ago)
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TracCgi
v2 v3 1 = CGI として Trac をインストールする =1 = CGI として Trac をインストールする = 2 2 3 Trac を CGI スクリプトとしてインストールするために、 Web サーバが `trac.cgi` を CGI として実行できるようにする必要があります。使用している Web サーバが [http://httpd.apache.org/ Apache HTTPD] であれば、2つの方法があります: 3 Trac を CGI スクリプトとしてインストールするために、 Web サーバが `trac.cgi` を CGI として実行できるようにする必要があります。 4 5 ''Trac を CGI 経由で使用するのは、他のメソッド [TracModPython mod_python] や [TracFastCgi FastCGI] よりも極めて遅いということに注意して下さい。'' 6 7 [http://httpd.apache.org/ Apache HTTPD] を使用している場合、設定方法は 2 通りあります: 4 8 5 9 1. `ScriptAlias` を使用し、 `trac.cgi` スクリプトを URL にマップする。 … … 11 15 {{{ 12 16 ScriptAlias /trac /usr/share/trac/cgi-bin/trac.cgi 17 }}} 13 18 14 # Trac needs to know where the database is located 19 ''このディレクティブを使用するには `mod_alias` モジュールをインストールし、有効にしておく必要があります。'' 20 21 Trac のプロジェクトが 1 つの場合、 `TRAC_ENV` 環境変数を使用してプロジェクトへのパスを指定する必要があります: 22 {{{ 15 23 <Location "/trac"> 16 24 SetEnv TRAC_ENV "/path/to/projectenv" … … 18 26 }}} 19 27 28 もしくは、複数のプロジェクトを扱うために、それらの親ディレクトリを `TRAC_ENV_PARENT_DIR` を使用して設定することができます。 29 {{{ 30 <Location "/trac"> 31 SetEnv TRAC_ENV_PARENT_DIR "/path/to/project/parent/dir" 32 </Location> 33 }}} 34 35 ''`SetEnv` ディレクティブを使用するには `mod_env` モジュールをインストールし有効にしておく必要があります。'' 36 20 37 `http://yourhost.example.org/trac` のような URL で Trac が使用できるようになります。 21 38 22 ''Note: 上記の設定で Apache がエラーを出力する場合、 `mod_alias` と `mod_env` モジュールが有効な状態になっていることを確認して下さい。'' 39 [http://httpd.apache.org/docs/suexec.html Apache suEXEC] 機能を使用している場合、 [http://trac.edgewall.org/wiki/ApacheSuexec ApacheSuexec] を参照して下さい。 23 40 24 ''Note: [http://httpd.apache.org/docs/suexec.html Apache suEXEC] 機能を使用している場合、 [http://projects.edgewall.com/trac/wiki/ApacheSuexec ApacheSuexec] を参照して下さい。'' 41 システムによっては、`trac.cgi` ファイルの shebang 行を編集して、実際に Python がインストールされているパスを指すように修正する必要がある ''かもしれません''。 Windows システム上では、 Windowsが .cgi ファイルを実行できるように設定する必要があるでしょう。 (エクスプローラ -> ツール -> フォルダオプション -> ファイルの種類 -> CGI を Python と関連付ける) 25 42 26 43 == 静的なリソースをマッピングする == 27 44 28 このままでも Trac はスタイルシートや画像ファイルなどの静的なリソースを扱えますが、 CGI のセットアップとしては妥当な設定とは言えません。 Web サーバ自身が より効率良くに扱うことができるドキュメントまで、 CGI スクリプトとして呼び出してしまうという結果になるからです。45 このままでも Trac はスタイルシートや画像ファイルなどの静的なリソースを扱えますが、 CGI のセットアップとしては妥当な設定とは言えません。 Web サーバ自身がはるかに効率良くに直接扱うことができるドキュメントまで、 CGI スクリプトとして呼び出してしまうという結果になるからです。 29 46 30 47 [http://httpd.apache.org/ Apache HTTPD] のような Web サーバはリソースに対して "Alias" を設定することで仮想の URL を与え、サーバのファイルシステムのレイアウトとは異なる位置にマップすることができます。すでに CGI スクリプトに対して `ScriptAlias` を定義していますので、ファイルシステム上の静的リソースを含んだコンテンツをマッピングすることで CGI スクリプトの要求を回避します。 … … 49 66 }}} 50 67 51 Trac は HTML ページに静的リソースを組み込むときに、この URL を使用するようになります。もちろん、それでも、特定の URL が指定されたときに 例えば、 Web サーバーのドキュメントルートにディレクトリをコピーするなり、シンボリックリンクを張るなりして、Web サーバ経由で、 Trac が `htdocs` ディレクトリを利用できるようにしておく必要があります。 68 Trac は HTML ページに静的リソースを組み込むときに、この URL を使用するようになります。もちろん、それでも、特定の URL が指定されたときに 例えば、 Web サーバーのドキュメントルートにディレクトリをコピーするなり、シンボリックリンクを張るなりして、Web サーバ経由で、 Trac が `htdocs` ディレクトリを利用できるようにしておく必要があります: 69 {{{ 70 $ ln -s /usr/share/trac/htdocs /var/www/your_site.com/htdocs/trac-htdocs 71 }}} 52 72 53 73 == 認証を追加する == … … 75 95 Apache の設定ファイルの中にパスワードファイル名を記述し、認証を有効にする必要があります: 76 96 {{{ 77 <Location "/ cgi-bin/trac.cgi/login">97 <Location "/trac/login"> 78 98 AuthType Basic 79 99 AuthName "Trac" … … 83 103 }}} 84 104 105 複数のプロジェクトを持っている場合でも、パスワードファイルはプロジェクトで共通なものを使用することができます: 106 {{{ 107 <LocationMatch "/trac/[^/]+/login"> 108 AuthType Basic 109 AuthName "Trac" 110 AuthUserFile /somewhere/trac.htpasswd 111 Require valid-user 112 </LocationMatch> 113 }}} 114 85 115 より堅固なセキュリティのために、 SSL を有効にするか、少なくとも "基本認証" の代わりに "ダイジェスト認証" を使用することを推奨します。より詳しい情報については [http://httpd.apache.org/docs/2.0/ Apache HTTPD documentation] を参照して下さい。 86 116