Changes between Version 4 and Version 5 of TracUpgrade
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- Oct 21, 2006, 4:00:07 AM (18 years ago)
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TracUpgrade
v4 v5 2 2 [[TracGuideToc]] 3 3 4 Trac を新しいバージョンで使用する前に Trac Environment をアップグレードしなければならない場合があります。このドキュメントでは TracEnvironment をアップグレードするのに必要な手順を説明します。4 Trac を新しいバージョンで使用する前に TracEnvironment をアップグレードしなければならない場合があります。このドキュメントでは TracEnvironment をアップグレードするのに必要な手順を説明します。 5 5 6 '''Note''': ''特に指示がない限り、マイナーバージョンのリリース時には TracEnvironment のアップグレードは必要ありません。例えば、 0.8.0で作成した(もしくはそれ以前のバージョンからアップグレードした)TracEnvironment を 0.8.4(もしくは0.8.x)インストール時にアップグレードする必要はありません。''6 '''Note''': ''特に指示がない限り、マイナーバージョンのリリース時には TracEnvironment のアップグレードは必要ありません。例えば、 0.8.0 で作成した (もしくはそれ以前のバージョンからアップグレードした) TracEnvironment を 0.8.4 (もしくは0.8.x) インストール時にアップグレードする必要はありません。'' 7 7 8 8 == 一般的な手順 == 9 9 10 通常、 Tracを新しいバージョンにアップグレードするときに、4ステップを踏まなければなりません:10 通常、 Trac を新しいバージョンにアップグレードするときに、 4 ステップを踏まなければなりません: 11 11 12 12 === Trac のコードを更新する === 13 13 14 Trac の新しいバージョンを入手してください。オフィシャルリリースのパッケージをダウンロードするかもしくは [http://projects.edgewall.com/trac/wiki/SubversionRepository Subversionリポジトリ] からチェックアウトして下さい。 14 Trac の新しいバージョンを入手してください。オフィシャルリリースのパッケージをダウンロードするかもしくは [http://trac.edgewall.org/wiki/SubversionRepository Subversionリポジトリ] からチェックアウトして下さい。 15 16 もし、メジャーバージョンのアップグレード (例えば 0.8 から 0.9) を行ったら、最初に現在インストールしている Trac のコードを削除することを ''特に'' 勧めます。 `trac` ディレクトリを Python の `lib/site-packages` ディレクトリから削除して下さい。 Trac の `cgi-bin`, `htdocs`, `templates` そして、 `wiki-default` ディレクトリも削除したいときは、通常 `share/trac` ディレクトリ以下に存在するでしょう。(正確なロケーションはプラットフォームに依存します) 15 17 16 18 ソースコードを入手したら、以下のコマンドを実行して下さい。 … … 19 21 }}} 20 22 21 新しいバージョンをインストールするコマンドです。もし、Windows インストーラバージョンをダウンロードしたならば、インストーラを実行するなどして下さい。 22 23 どのような場合でも、メジャーバージョンをアップグレードする場合 (0.8 から 0.9 にアップグレードするなど) 最初に今現在、存在している Trac のコードを削除することを''特に'' お勧めします。削除するには、 `trac` のディレクトリを Python の `lib/site-packages` ディレクトリから削除します。もし Trac `cgi-bin`, `htdocs`, `templates` ディレクトリも削除したいならば、それらは `share/trac` というディレクトリの中で見つかるでしょう。(正確なロケーションはプラットフォームに依存します) 23 新しいバージョンをインストールするコマンドです。もし、 Windows インストーラバージョンをダウンロードしたならば、インストーラを実行するなどして下さい。 24 24 25 25 === TracEnvironment をアップグレードする === 26 26 27 指示がない限り、メジャーバージョンをアップグレードする (例えば 0.8 から 0.9) ときは、データベーススキーマの変更と、おそらく [wiki:TracEnvironment TracEnvironment のディレクトリ] 構成の変更が生じます。幸運なことに Trac は自動アップデートのスクリプトを提供しているので、負担が軽減されるでしょう。これらのスクリプトは [wiki:TracAdmin trac-admin] を通して起動されます:27 指示がない限り、メジャーバージョンをアップグレードする (例えば 0.8 から 0.9) ときは、データベーススキーマの変更と、おそらく [wiki:TracEnvironment TracEnvironment のディレクトリ] 構成の変更が生じます。幸運なことに Trac は自動アップデートのスクリプトを提供しているので、負担が軽減されるでしょう。これらのスクリプトは [wiki:TracAdmin trac-admin] を通して起動されます: 28 28 {{{ 29 29 trac-admin /path/to/projenv upgrade … … 44 44 }}} 45 45 46 このプロシージャは `WikiStart` ページをそのままにしておくことを気に留めておいてください。46 当然このプロシージャはあなたの `WikiStart` ページをまったく変更せず、そのままに残しておきます。 47 47 48 48 === Web サーバを再起動する === … … 54 54 以下のセクションでは Trac の特定のバージョンにアップグレードするときにやらなければならないことについて記述します。 55 55 56 == 0.9 から 0.10 へのアップグレード == 57 58 Wiki シンタックスでいくつかの変更があったため、いくつかのページでは期待通りに動かないことに気づくでしょう: 59 * バージョン 0.9 以前、画像ファイルへのリンクはページの中に組み込まれていました。 0.10 以降では、画像ファイルへのリンクは単なる画像ファイルへのリンクとなります。もし、そのページに画像ファイルを組み込みたいならば、 `[[Image]]` マクロを使用して下さい。 60 * wiki のリンクでスペース文字をエンコードするのに、 `%20` を使用しなくてもよくなりました。その代わり、スペースを含んでいる名前を括って下さい。 (例えば、`wiki:My%20page` の代わりに `wiki:"My page"` を使用することができます。) 61 62 いくつかの拡張機能がバージョンコントロールサブシステムに追加されました。特にスコープつきのリポジトリの対応が向上しました。 63 これらの機能をうまく利用するために、 '''`resync`''' 操作を [TracAdmin#対話モード trac-admin] で実行することを推奨します。 64 65 [TracAdmin trac-admin] の '''`initenv`''' コマンドの引数リストが変更になったことに注意して下さい: バージョンコントロールシステムの種類を設定するための新しい引数が追加されました。古い使用方法は以下の通りです: 66 {{{ 67 initenv <projectname> <db> <repospath> <templatepath> 68 }}} 69 新しい使用方法ではこうなります: 70 {{{ 71 initenv <projectname> <db> <repostype> <repospath> <templatepath> 72 }}} 73 TracEnvironment を自動で生成するスクリプトを使用している場合は、アップデートする必要があります。もし、 Subversion を使用しているならば、 `<repostype>` 引数に `svn` を指定して下さい。 74 75 == 0.9.3 から 0.9.4 へのアップグレード == 76 77 レポートのクエリで `LIKE` 節での "%" や日付のフォーマットを使用すると落ちるというバグが Pysqlite 1.x に存在します。パーセント文字を使用するときは、もう一つパーセント文字を付けてエスケープする必要があります: "%%" 78 79 == 0.9.x から 0.9.3 以降へのアップグレード == 80 81 もし、プラグインを使用しているならば、それらをアップグレードする必要があるでしょう。詳細は http://trac.edgewall.org/milestone/0.9.3 を参照して下さい。 82 56 83 == 0.9-beta から 0.9 へのアップグレード == 57 84 58 静的リソース (CSS, javascript, 画像ファイル) のインクルードは機能しません。 trac.ini の `htdocs_location` を確認してください。 [wiki:TracModPython mod_python], [wiki:TracStandalone Tracd], [wiki:TracFastCgi FastCGI] を使用している場合、単にオプションを削除してください。 [wiki:TracCgi CGI] を使用している場合、 Trac の `htdocs` ディレクトリへの URL マップを修正しなければいけません (以前の記述を削除し、 [wiki:TracCgi#静的なリソースをマッピングする 静的なリソースをマッピングする])。オプションを削除した後でも問題が残っている場合、ファイル `trac/siteconfig.py` のパスを確認し、誤っていれば修正してください。85 静的リソース (CSS, javascript, 画像ファイル) のインクルードは機能しません。 trac.ini の `htdocs_location` を確認してください。 [wiki:TracModPython mod_python], [wiki:TracStandalone Tracd], [wiki:TracFastCgi FastCGI] を使用している場合、単にオプションを削除してください。 [wiki:TracCgi CGI] を使用している場合、 Trac の `htdocs` ディレクトリへの URL マップを修正しなければいけません (以前の記述を削除し、 [wiki:TracCgi#静的なリソースをマッピングする 静的なリソースをマッピングする])。オプションを削除した後でも問題が残っている場合、ファイル `trac/siteconfig.py` のパスを確認し、誤っていれば修正してください。 59 86 60 87 Trac 0.9 のベータリリースでプラグインを使用しているか、組み込みコンポーネントの無効化を行っていたら、 [wiki:TracIni trac.ini] でコンポーネントの無効化 / 有効化のルールを更新しなければならないかもしれません。特にグローバルにインストールされたプラグインは、現在では明示的に有効化する必要があります。詳しくは TracPlugins と TracIni を参照して下さい。 … … 83 110 }}} 84 111 112 Linux で複数のデータベースファイルを一度にアップグレードするために、以下のコマンドが使用できるでしょう。( {{{/var/trac}}} は実際に Trac をインストールしたパスに置き換えて下さい ): 113 {{{ 114 $ find /var/trac/ -iname "trac.db" | xargs -i bash -c "mv {} {}.2; sqlite {}.2 .dump | sqlite3 {};" 115 }}} 116 117 web サーバに trac.db への書き込み権限を忘れずに付けてください。 118 85 119 変換が成功した後、 `trac2.db` ファイルは削除することができます。 SQLite のアップグレードに関するより詳しい情報は [http://www.sqlite.org/version3.html] を参照して下さい。 86 120 87 121 == 0.7 から 0.8 へのアップグレード == 88 122 89 0.8 では追加のパーミッションを必要とする新しい機能が加わりました。90 新規にインストールを行なった場合は、 anonymous に ROADMAP_VIEW と M AILSTONE_VIEW パーミッションがデフォルトで与えられますが、91 既存の trac をアップグレードしたときは、123 0.8 では追加のパーミッションを必要とする新しい機能が加わりました。 124 新規にインストールを行なった場合は、 anonymous に ROADMAP_VIEW と MILESTONE_VIEW パーミッションがデフォルトで与えられますが、 125 既存の trac をアップグレードしたときは、 92 126 これらのパーミッションを手動で与えなければなりません。: 93 127 {{{